
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弊社UPWARDは、「かんたんで使いやすい位置情報サービス」を目指すクラウドサービスです。この「位置情報」を活用することで、UPWARDは顧客・商談の情報やフィールドセールスの活動を可視化し、訪問活動の生産性を高めることを可能にしています。
位置情報と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。狭義では「緯度経度」、つまり「場所」を意味します。場所には様々な情報が含まれます。例えば、現在地、駅や建物などの目標物(POI=Point of interestと呼ばれます)、道路の形状などです。Google mapで確認できる情報を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
位置情報サービスは、このような場所に紐づく情報を提供するサービスです。スマートフォンなどの機器によりユーザーの現在地を取得することで、周辺のレストランや交通状況などの情報を提供しています。スマートフォンのアプリでレストランを探したり、カーナビで渋滞情報を見たりと、私たちがごく一般的に利用するサービスでも活用されています。
位置情報サービスの活用分野は多岐に渡ります。よく知られるのは、人や物を見つけるサービスではないでしょうか。運送業・配送業では車や運転者の状況を把握するシステムに、ビルなどの保守点検では人員のアサインや作業位置の確認などに活用されています。先に触れたカーナビなどの地図・交通サービスのほか、紛失物を探すセキュリティーサービスや位置を使ったゲームなど、法人・個人向け問わず様々なサービスが存在します。
先に述べたレストラン情報や交通状況は、住所、つまり緯度経度を持つ情報です。そのため、地図上で可視化することができます。ただ、全ての情報が緯度経度を持っているとは限りません。
情報に緯度経度を付与する処理を「ジオコーディング(Geocoding)」と呼びます。UPWARDのサービスを例にとって説明すると、取引先との商談情報などがあげられます。UPWARDでは、地図上で取引先との商談情報を確認することできますが、本来商談情報は住所を持っていないので、地図上で可視化することはできません。しかし、住所を持っている取引先と紐付け、緯度経度情報を付与することで、可視化できるようになります。
UPWARDでは、登録された住所情報を定期的なジオコーディング処理により、自動的に緯度経度変換しています。そのため、シームレスに情報を地図に表示することができるようになります。レコード数が数万レベルでも短時間での処理が可能なエンジンを保有しており、大量の情報をすぐに地図上で可視化できるようになるというわけです。
UPWARDでは、先述の取引先や商談情報など、営業活動にひもづく情報を地図上に可視化することができます。つまり、自社が保有している情報を見えるようにし、営業活動を促進する目的に活用することができます。例えば、「東京都の小売業に新規営業をかける」というような営業活動が効率的に行えるようになります。
もう一つ、UPWARDで可視化できる情報があります。それは、「顧客を訪問することで得る情報」です。この情報は、顧客のもとに何度足を運んだか、どのような内容を話したか、何分くらい滞在したのかなど、営業個人個人が保有する情報に他なりません。こういった属人的になりがちな情報にこそ、商談を成約させるヒントがあると私たちは考えています。
この訪問活動情報を位置情報と紐付け可視化することで、営業メンバーが自分の活動量や進捗を簡単に確認できるようになったり、営業メンバー間で共有することができるようになったりします。自分の良いところ、人の良いところをキャッチすることで、訪問活動、ひいては営業活動の効率化に繋がっていきます。
UPWARDは、ビジネスにおける位置情報活用のプロフェッショナルとして、これからもユーザーの営業活動をサポートし続けていきます。
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